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アルベルト・スギあるべるとすぎ/Alberto
Sughi |
画家
[1928年10月― ]
イタリアのエミリア・ロマーニャ州フォルリ・チェゼーナ県チェゼーナ生まれ。ローマ市在住。6歳から絵を描き始め、画家である叔父から絵画の基礎と下絵、そして絵画に対する情熱を教えられる。その後は独学で絵画を学んだ。現在の画風が確立したのは、第二次世界大戦後。当時、イタリアでポスト・キュビスムなど、さまざまなスタイルが派生するなか、リアリズムを選択し、1950年代初期から日常生活の瞬間を描写した作品を描き始めた。56年、そのスタイルが「実存主義的リアリズム」と高く評価され、イタリアを代表する画家の一人に数えられるようになる。60年以降、作品はバチカン美術館やボローニャ近代美術館、ブダペスト国立美術館など、国内外の美術館に収蔵される。 [釣 秀一] ©Shogakukan Inc. |